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製品

終末呼気(肺胞気)採取システム

終末呼気(肺胞気)採取システム

 

呼気研究では、終末呼気(alveolar air samples;肺胞気)を用います。

呼気を意識的に吐き出そうとすると、一度空気を吸って吐き出してしまうため、

気道の空気や死腔で終末呼気(肺胞気)が希釈されてしまい、判断を誤る恐れがあります。
終末呼気(肺胞気)採取システムは、このような死腔と終末呼気(肺胞気)を分別し、

死腔をディスカ−ドバッグに溜め、終末呼気(肺胞気)はコレクションバックに
採集出来るように設計されています。

この器具により、どなたにでも、いつでも簡単に終末呼気(肺胞気)を採取できます。

 

器具の構成

 

本器具はコレクションバッグ、 三方活栓、アダプタ−、

Tピ−ス、ワンウェイバルブ、 ディスカ−ドバッグ、

マウスピ−スから成り立っています。 肺胞気採取器具構成 Ver.040906

 

取扱方法

 

組立順序

1. ディスカ−ドバッグをTピ−スに差込みます。
2. マウスピ−スをディスカ−ドバック取り付けと直線上になるよう差込みます。
3. ワンウェイバルブをTピ−スの直角のポ−ト(Tポ−ト)に挿入します。
4. アダプタ−をTピ−スの直角のポ−ト(Tポ−ト)に差込ます。
5. 三方活栓の雄をアダプタ−のルア−に差込み、ナットで締め付けます。
6. 三方活栓の雌にコレクションバッグのルア−を差込み、三方活栓を1回転廻し固定します。


使用方法

 

準備

 

1. コレクションバッグの中の空気を排泄してください。
 * シリンジに三方活栓を取り付けて、本器具の三方活栓に接続します。

 それぞれの三方活栓のレバ−およびシリンジを操作してコレクションバッグ内の

 空気を抜き取り三方活栓で閉じます。
2. ディスカ−ドバッグの中の空気を排泄してください。
 * 両手でディスカ−ドバッグを挟み空気を排泄してください。

 

呼気採取


1. 本器具を片手に持ち、口の傍に近づけます。
2. 息を少し吸い込み約5秒間、息を止めた状態でマウスピ−スを口に加え、

 静かに呼気を吐き出します(吐出量 約100cc)。
3. 吐き出された呼気中の死腔がディスカ−ドバックに溜まります。

 次に、呼気中の肺胞気がTポ−トのワンウェイバルブを自動的に開き、

 三方活栓を通りTポ−トより室内に排泄されます。この操作でTポ−ト内部の空気も排泄されます。
4. 三方活栓を操作し肺胞気をコレクションバッグに注入します。 
      (上記2.〜4.の操作は滞りなく行ってください。)
5. 肺胞気をコレクションバッグに採取できましたら、三方活栓を閉じてください。
6. アダプタ−に取り付けた三方活栓を取り外してください。

 

コレクションバッグの後かたづけおよび消毒

 

1. 呼気測定が終了しましたらコレクションバッグの中の呼気を排泄し、

 さらにシリンジで吸引してコックを閉じ保管してください。
2. マウスピ−ス、ディスカ−ドバッグは消毒、滅菌処理を施してください。
3. ワンウェイバルブは使用することにより特性が劣化しますので適宜交換してください。

 

留意点
*採取した呼気は速やかに測定してください。
*呼気はアルミホイルの袋に収納していますが、目に見えない極小さい孔から漏れます(24時間で1〜2ppm程度)。

 


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